おにゃのこに”乳に裏ある?”と聞いた時の反応で乳の大きさが予測できるってマジ?
というどうでもいい話はさておき、こっち版チラ裏である。
久しぶりに脳が止まるような経験をした。新入社員の到来である。
いや仕事ができないポンコツとかいう話ではない。私が書くのだからモチのロン、ゲームの話だ。
ここ数年で割と驚きなのが、会社でゲームが趣味だと公言しても許される風土になってきているということだ。私が新人の頃だとなんというかこう、言うのを憚られるというか、何らかのネガティヴな印象に繋がることを予期して言う必要がないことは言わない判断をするのが一般的だったはずなのだが、昨今はそんなリスクがまるで無いのが当然のように”趣味はゲームです!”と高らかに語る若人が少なからずいるようだ。
これだけでも十分驚きなのだが、さらに自分でも驚いたのはそういった者と語り合えることがまるでないということだ。
一体何が起こったのか。新入社員が来てゲームが趣味だと言う。自然な流れで”何のゲームやってるの?”と聞き”最近はLoLです”と返される。私のことをそれなりによく知る後輩が、”◯◯さんLoLわかりますよね”とフッてくる。
いやいや、話が噛み合うはずないが。
私が若かりし頃は”洋ゲーPC勢”と”和ゲー据え置き勢”という区分があったために、同じゲームが好みであるということはある程度共通のイデオロギーがあってそれをベースに会話ができるわけだが、昨今では洋ゲーも小賢しいことに日本語ローカライズが増えてきた挙げ句、LoLとかいう十数年も維持されている覇権タイトルだから起こる特異点、イデオロギーが全く異なるのに同じゲームをやった経験があるとみなされる事象が発生したわけだ。
ここで言うイデオロギーは単なる”ライト勢”、”ガチ勢”といった望むプレイ方針の違いだけでなく、遊ぶ時期によってイデオロギーの基盤となるゲーム性が根本から変わることも含まれる。
それはもう”話す言語が違う”ぐらいの差異があるように思えて仕方がない。まさか”緑手WWが~”とかいう話をするわけにもいかず、苦虫を潰したような顔で”お、おう…”と答えるのが精一杯だったのだが、久しぶりに本当に困ったわけである。
“LoLとDota 2とHotS触ってないとMOBAは理解できん”とか、”そもそもWC3触らんとMOBAは理解できんから、RTS触るのも大前提”とか、”Blizzard’s Twelveがどうのこうの”とか言い出したら、マジで気持ち悪いオッサンだろうと思われるだろう。流石に自分でもそう思うという理性は生きていた。
ということで、大変困って話を適当に流した。
ってだけの本当のチラ裏である。
そういった恐ろしい事象が今後も起きるかもしれないと考えると中々頭が痛くなるな……どうしたものか。
水着の季節が近づいてきていることだけが幸いだ。クリダイ神社にお祓いでも行こうか。