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二周目の人生

ただの雑記です。

一周目の人生が終わりを迎えつつあります。
まぁロドストでチラっと語った子供が産まれるというだけの話なのですが、それ自体は”で、それがなんの知見に繋がんの?”の一言で終了する、この場に置いては読者に於いても私に於いても詮のないことです。

しかし──某STGのように二周目には表と裏があるんですよね。キッズ爆誕は表として、それと対になる裏があってそれの方が私にとっては重要ではないかもしれませんが、重い内容になるわけです。

大学に入る予定なんですよね。

どういうくだりだったのか全く記憶にありませんが、嫁と”定年後に何をしたいか”という話になって”もう1度大学に行きたいなぁ。次は文系で”と語ったら、“今行けば?”という謎のカウンターが飛んできたんですよね。

私としては”年を取っても追求者足りうる情熱を維持し、研鑽をし続けられることを証明したい”というニュアンスだったのですが、嫁としては”あらゆる知識や経験は早く身につけたほうがいい”という発想で、まぁそれ自体は正しいことなのでなんやかんや大学に行く感じになっているという感じです。というか育児どうするんのと聞いたら”私がやるんでいいよ”と頼もしいんだか雑なのか分からない回答が帰ってきて頼もしいんだか雑なのかあいうえお。

で、色々調べた結果KOの通信課程に出願しようと考えています。

というか大学にも通信課程ってのがあるってのを初めて知りました。仕事しながら入る人もそれなりにいるようで、まさに私にはうってつけだなと。年間の授業料も数十万で済むと、普通に大学行くより安いですし。

尚出願は720文字で何か書く * 2、100数十文字で何か書く、だけです。他に試験とか一切ないです。
入るのは簡単のようですが卒業が難しいらしく、卒業できる人は入学者の5%程度とのことで、まぁ曲がりなりにもKOを冠するだけの難易度はあるようです。自分で学んで自分で課題を見つけて自分で探求することが望まれるような、学問かく有りきといった振る舞いを求められるために学問の流儀を知らない者はふるい落とされるのもやむなし、といった印象を実際に入った人が発信している情報を見て感じました。

私は情報工学を修士まで修めたので学問の心得はあるつもりではあります。アカデミックの世界を離れてから都合10年、埃が被った脳でどこまで戦えるのか試してみるという点でも面白くなるだろうと日々期待が高まる一方です。ロレックスではありませんが脳も10年ごとにオーバーホールするのは良いことでしょうしね。

尚専攻をどうするかはまだ深く考えていません。こと昨今はAIが持て囃されておりますが情報工学の観点ではなく、人文学の観点で”人とはなにか、心とはなにか”をかの人工知能の父の後を追うが如く考えるのも一興ですし、単純に良いものを書くための言語学や文学をやっても、或いは元々理学の範疇だと思っていたが古典的には文学に分類される論理学から意思決定理論に繋がる領域にタッチしても面白いでしょうしね。ゲーム理論まで行くと明確に経済学の範疇のようですけど。つーかぶっちゃけ全部やりたいですね。

ゲーム自体は当然空いた時間でこちょこちょやりますが、たまには時間にとてつもなく厳しい制限をつけるのもいい刺激になると思っています。私は尋常ではない効率厨であると自負していますが、まさにそういった過酷な状況でもゲームを楽しむためだという証左にもなるでしょうし。それよりもゲームを上手くなるための深みなんて誰も教えてくれないという意味で脳を叩き上げる方が意義としては大きいだろうと信じています。自分で深みを追うしかないんですよ。であれば尚更道を照らす知性が必要になるわけです。より深い水域へ行くために、モアINTを。

これで出願で落ちたらめっちゃ面白いんですけどね。ガハハ。