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視線追従

これの話が挙がったので。

マウス左右同時押しの前進 + Sキーの後退を同時に入れると、自キャラが静止したままカメラ方向に視線が追従します。(以降”視線追従”と呼びます)

それを利用して、”外に視線追従させながら攻撃をすれば、敵の視線攻撃を簡単に避けられるのでは?”という発想でのツイートが上記の内容になります。

このテクニックを実際にEchoのScripeは共鳴4層攻略時に使用しています。

ツイートの通り、ボスから一定範囲内であれば自身がどこを向いていても詠唱をすることができますが、一定以上の距離が離れると、ボスより後ろを向いた状態での詠唱が”しばしば中断される”という現象が起こります。

正直なぜ一定範囲内であればオーケーなのか未だに分かっていませんが、今回は違う観点についてお話しましょう。
私の妖精の記事を見た人ならイメージしやすいと思いますが、”振り向きは角度に応じて振り向く時間が変わる”という性質があります。自分の画面上ではプレイヤーがターゲット対象に魔法を詠唱した”瞬間に”振り向きが完了しているように”見える”ので、どの角度からも振り向き時間は変わらんだろうとも思いますけど、”角度によっては、距離に関わらず詠唱が可能になるのでは?”という発想もできるわけです。

んで実際にどうかと言うと、ターゲット対象から60~70度までであれば如何なる距離でも詠唱が可能です。

敵の視線攻撃というのは、自キャラの前方90度の扇範囲に視線攻撃を出すオブジェクトが存在する場合にヒット判定が生じます。

つまりこの動画では私がBより右側に視線追従をした場合リーンちゃんのお着替えを見ることになりますが、Bより左側であれば見てないことになります。そして60~70度までは視線追従しながら詠唱が可能なので、動画のように滞りなくGCDを回しながら視線攻撃を避けています。

もう1点、”運悪いとタイミング次第じゃたまに食らう”のくだりです。

この視線追従、自分の画面では常にカメラ方向を向いているように見えますが、実際のサーバ処理上の視線とは全く異なります。

これ、他人から見れば一目瞭然なんですよね。

このGifは、”リーン背面に視線追従をした状態で極炎法を連打している”状態の自キャラの視線の動きを他人から見たものです。

思ったより全然後ろ向いてないのが分かるかと。そりゃ視線も引っかかりますね。

一方で、先のScripe氏の動画のように詠唱中にガチャガチャ視線を動かした場合、以下のようになります。

キビキビ後ろを向き直してますね。eis氏のツイートで”詠唱開始時に少しでもいいのでカメラを動かす”と言及されているのは、”詠唱開始時に自キャラは敵の方向を向くので、それを少しでも早く後ろに向き直させるためにカメラを動かす“という意味です。どうにもカメラを動かしてあげないとサーバ側への自キャラの視線の向きが迅速に反映されないためにこのような行為が必要のようです。

キビキビ後ろを向く場合でも、一瞬でも敵を向くタイミングがあることには注意しましょう。つまり視線追従による視線切りは絶対に視線切りができることを保証するものではありません。0着が完璧な実力者達のPTであれば再現性のある動きが可能でしょうけれども、そうでなければ視線追従は安定とは程遠いやり方だと言わざるを得ません。
しかし詰める時などは使用を考慮に入れてもいいかもしれませんね。

まとめます。
・視線追従しながらの詠唱は対象の足元ではどの方向でも可能
・視線追従しながらの詠唱は対象から60~70度までの方向を向くとどの距離からでも可能
・詠唱完了直後にカメラを動かすことで迅速に視線追従の方向に向き直すことができる
・視線追従は視線切りを必ず成功させることを保証しない

はい。以上です。正直あまり書きたくなかったんですけど話題がHOTなうちに筆を取っときました。
こういう魚の取り方を教えるのではなく”ただ魚を与える行為”って自分で検証もしない阿呆共に餌付けしてるだけなんですよね。これを見てキャッキャするような異教徒がいないことを切に願います。