最後は最も簡単なもの、ミクロです。操作ですね。
FF14では移動によるキャラコン、GCDを常時回しつつClippingなしにアビリティをブン回す左指と右指の回転数と精度になります。
経験を積んで雑に強くなれる最もお手軽な領域なので、”雑に99出せない”人はまず指を回転させるのに慣れましょう。ロータリエージンぐらいブン回せるようにならないと駄目です。ピュアのrDPSとかいうハナクソな指標で考えると、ポッと出した1層で99.8ぐらい出せるようにしましょう。いやまぁそれはヘタッピな白魔道士の犠牲の上に成り立っている指標なわけですけど。
私はマウス&キーボード勢なので、ミクロパワーを上げるならやはりRTSを推薦致しますね。20年続いていた理由が明確に分かるミクロと弱いマクロ Lv1の深奥を学べるAoE2 DE、ややミクロとしてはマイルドになるが、かのブリザードの設計思想に触れることができるStarcraft 2が私の推奨ゲームです。特にSC2はいいですね。昨今はMOBAが変わらず隆盛を誇っていますが、LoLもDota 2も元はと言えばDota Allstarsから派生した、Dota AllstarsはかのWarcraft 3から派生したという事実を昨今の若いゲーマーは知らずにいます。
つまりは多くの者は”ブリザードの12″というものを聞いたこともないし、考えたこともないわけです。LoLもDota 2も少なからずその影響を受けていたわけですけど。ブリザードは対人戦闘において特にマクロの組み方について独自の理念を持っています。それは……Starcraftを触った者や、Overwatchが他ゲーとどう違う設計になっているかを考えると分かるかもしれませんね。