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Barrier

Heal Delayについて語ったので次はバリアの話です。

勘のいい人であれば、”バリアって大体同時に貼られるよね?”と思われるでしょう。
PTリストを見れば明らかなわけですが、その通りです。(事前に例外を言っておきましょう。展開戦術とパンハイマだけは順番にバリアが貼られます)

なんでまたそういう挙動になるのかを考える前に、バリアがどう敵のダメージを吸収するかを理解する必要があります。

通常、バリアなしでプレイヤーがダメージを受ける流れは、
敵の攻撃のPrepare → Outcome(ここでHPが減る)
このようになります。

しかし旧来からバリアというのはバフと同じ扱いでした。
つまりは
敵の攻撃のPrepare(ここでバリアが削られる判定) → Outcome
となるわけです。

そして漆黒ぐらいまではバリアが貼られるタイミングは、ヒールが入るタイミングと同じでした。
分かりやすい例として、学者の士気で見てみます。
<昔>
士気のPrepare → Outcome(ここでバリア付与 + ヒール)

このようになっていたのですが、バリアが削られる判定が、HPが減る判定よりも早いために”敵の全体攻撃に対してヒールは間に合っているがバリアは間に合っていない”という状況が昔は頻発していたのです。
そのため、バリアが貼られるのもPrepareの段階になるように変更が入りました。
<今>
士気のPrepare(ここでバリア付与) → Outcome(ここでヒール)

ダメージを受けるのはHeal Delayのようなプレイヤー各々が”順番に”適用されるのに対して、バリアが削られるのは敵の攻撃のPrepare時であるため”同時に”判定が入るというのがミソで、それに合わせるがために今の範囲バリアは一般的に同時に付与されるように調整されたのだろうと推測しています。私は開発ではないのでその真偽はわかりませんが。

しかし先述した通り展開戦術とパンハイマだけはバリアが順番に貼られますので、敵の全体攻撃にバリアを急遽合わせたいような局面に対して”一部のメンバーにはバリア付与が間に合ってるが、一部には間に合わなかった”というのが顕著に起こり得ます。なのでこの2つの技は余裕を持って使うようにしましょう。