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Server Tick, Auto Attack Cycle

ディアに代表される継続ダメージは”3秒に1度”ダメージ判定が入ります。
そのため威力65, 効果時間30秒のディアが30秒間完走した場合、総威力は650となります。
この3秒に1度のDoTしかりHoTしかりの判定タイミングのことをServer Tickと呼びます。

Server Tick自体は有名ですが、追加で知っておくべきこととしては、DoT/HoTのTickタイミングは同一ではないこと、HoTとMP回復のTickタイミングも同一ではないことでしょうか。

MPの回復タイミングはHoTの”裏”と言わんばかりにHoT Tickの1.5秒後に来ているように見えますが、厳密ではないのでこの辺の詳しい話は黒魔道士のエキスパートに聞いてください。

ちなみに”3秒に1度”というのはあくまで一般的な話であって、サーバ処理の関係上なのかTick毎に多少時間がズレたりします。そのため運命の輪のHoTが4 Tick入ったり、6 Tick入ったりするようなことも稀ですが起こり得ます。というか注視していない人は気づいていないだけで普通に起こっています。

“一定時間ごとのローテーション”という共通点しかありませんが、この場でオートアタックの仕様についても語っておきましょう。

AAは武器毎に間隔が決まっています。そしてAAはいつでも発生させることができるため、特段Server Tickとは関係はありません。遥か昔は敵の方を向いていないとAAが出ないとかいう仕様がありましたが、今はAAの射程内にさえ入っていれば発動するようになっています。

特に近接を触る際に気にしておきたいのが、”射程外に出た際のAAの挙動”です。
AAが射程外に出て発動しなかった場合、発動しなかったタイミングから1秒ごとに”AA可能か(射程内か)”の判定が入ります。そのタイミングで再度射程内に戻れば、再びAA間隔ごとのAAが再開されます。
つまりは“射程外に出てAA発動しなかった場合、少なくとも1秒はロスになる”ということになるのです。
本来であればメレーで敵から離れる際は”GCDが止まらないよう”心がけるとともに、”AAも止まらないよう”気を使いたいところですが、AA間隔はGCD間隔とは別の周期になるため、これを共に実現しようとすると相当難儀なことになります。コンテンツ毎にGCD間隔とAA間隔を完璧に掌握してから考えるべき領域です。まぁ、そういうのもあるということで。

あとは”ナイトでパッセした瞬間にAAを入れよう”というのは有名なネタですね。
ナイトのパッセは使うとAAが無効になるため、GCD → パッセ → GCDとするとパッセから次のGCD発動までAAが無効になるためにAAが損失となる可能性があるわけです。そのため、パッセ使った瞬間にAAを入れ直す方が丁寧です。

またジョブごとに”GCD/アビリティごとにいつAAが有効になるのか”を知っておくのも重要です。
例えば特定の敵をターゲットしてメレーやレンジの範囲攻撃を行うと、ターゲットした敵へのAAが有効になります。
これは踊り子のスタンダードステップ/テクニカルステップでも同様なので、IDとかで走りながらステップで範囲焼きをする際もちゃんと敵をターゲットしておくと範囲焼きをしながらAAも発生するのでお得です。

またメレーは敵を攻撃するウェポンスキル/アビリティを使うとターゲット対象へAAが自動で有効となりますが、赤魔道士も何故かそれに準じています。
一般的にヒーラーや黒魔道士、召喚士などのキャスターはいかなる魔法/アビリティを使用してもターゲット対象へのAAが有効になりません。しかし赤魔道士はベースがメレーと同じ扱いなのかわかりませんが、

・魔法(ジョルラとか)はAAが有効にならない
・ウェポンスキル(近接三連、エンムーリネ、エンルプリーズ)、全攻撃系アビリティはAAが有効になる

という不思議な挙動をします。
ご存知の通り赤魔道士のAAは学者のAAよりも弱い体たらくなのでほぼ気にする必要はありませんが。まぁ話のうんちくぐらいにはなるかもしれません。

ヒーラーを触る限りではあまり関係のない領域の話にはなりますが、知っておくといざDPSを触る時の助けになるかもしれないというネタでした。ああ、ヒーラーでも入れれるタイミングでちゃんとAAは入れましょうね。それがどれだけ攻略に貢献するかという絶対的な基準はさておき、そうしたほうが文句なく丁寧だからです。失うものがないのであれば、しなくてはならないのです。