誘拐事件の調査のためにドライボーンを訪れた。
まさか最初にやることが死体運搬だなんて想像もしてなかった。やはり暁の血盟はカルト感ムンムンだったわけだが、堅気じゃない汚れ仕事もやらされるようだ。所詮私は末端として動けるワーカーとして勧誘されたようだ。これから大変だぜえ。
だいたいこんな小柄な女に死体の処理をさせるなと言いたいところだが、そこはまぁ文明の利器を使っていい感じに処理したのだろう。終わったぞと報告に行くと、
またかよ。というか死体を運ぶのは”ついでに”でお願いできるものなのだろうか。
死人が多いすなわち死に向き合う機会が多く、死生観が平和ボケした世界とは全く異なることを表現しているのかもしれない。我々冒険者はいつ死んでもおかしくないという心持ちで日々を過ごしているのか。
遅れて登場するハイエナことリゼとパパリモのように、サンクレッドも後から合流。こいつも前線に立つ胆力がないらしい。死体の臭いを知らないビビリめが。
調査を続ける。どうにも誘拐事件こと貧民が失踪しているというのは、司祭に変装した悪い奴が貧民を教唆して拉致っているらしい。
ということでサンクレッドと共にダセェ服を着て待ち伏せる。そこに現れたのは先日奴隷女をファックしようとしていた商人だった。
商人を詰める。弁明はこうだ。
・少し前からゴールドバザーがアマルジャ族から襲われている
・アマルジャ族に襲撃しない協定を結ぶ代わりに、”ナナワ銀山のクリスタルの運搬予定を流せ”と言われる
・銀山労働者を買収して、運搬予定を入手した
・それと別に”人を集めろ”という要求をされ、貧民を引き渡した
ウリエンジェが”なぜ不滅隊に相談しなかった”とマジレスをすると、”報酬がいいから”という至極順当な回答。
ブチ切れるウリエンジェに商人を締め上げてもらい、私はミンフィリアに報告するために砂の家に戻った。ここはちゃんとスリーウェイハンドシェイクあるんだな。ミンフィリアはカヌエ様よりは真面目なようだ。
ミンフィリアに報告をすると、誘拐事件の調査は引き続きやっとくんで、装備強化のためにマテリアを嵌める技師に会ってこいと言われる。
このクエスト、昔は自分で武器を用意して自分でマテリアを入れてクエスト完了だった記憶があるが、今はそんな面倒なことはしないらしい。強制的に持たされた謎の短剣を手渡してマテリア入れましたー終わり!と無茶苦茶簡略化されていた。
報酬も元々は”自前で買った武器ちゃんと強化できたね!やったね!”となっていたものが、ちゃんと武器箱を配布されるようになっていた。多分この武器箱が一番弱いと思います。
と装備を多少強化したところで、早速誘拐事件の進展があったらしい。
「暁の血盟」代表は草。特攻隊長にちょっと衣着せただけの言い方だな。やれやれ、ワーカーは現場主義という名の下で命を擦り減らすのが世の常か。暁にそこまでする恩義もなんもないが、運命がそう言うのであれば行ってまいりますとも。
不滅隊と合流する。後は商人から情報を手に入れた商談場所を強襲するだけで一網打尽……になるはずが、現地で大量のアマルジャ族に囲まれてしまった。
おいおい、内部に裏切り者がいるじゃないか。めげずに交戦して20数匹のアマルジャ族を屠るも、多勢に無勢だった。捕らえられる……って絶対えっちな展開になるやつじゃん。こんな可愛いララフェルに一体何をするつもりかね。エロ同人みたいなことでも……
って君、どこ向いてんの?
ともあれ為すすべもなく連れて行かれて……
なんで私だけ捕らわれてないんだ?
いやいや、なんで私が捕らえられてないのかを聞きたいんだが。というかなんで私が蛮神と戦う流れになってんだ。
だいたい蛮神相手に1人で戦えるはずがないだろう。
ってお前らどっから沸いてきたんだ。私が捕らえられてその救出ついでに戦うって流れなのか?それにしても相手が蛮神はちょっと厳しいんじゃないですかねぇ……。命知らずなんてレベルじゃないぞ。お前らもっと自分の命を大事にしろ。
ということでいつもの連中を引き連れて、イフリートの前へと赴いた。