賢者も100になったので私が観測したフィロソフィアの効果を述べる。
・フィロソフィアのキャストから実際にバフが付与されるのは約1.8秒後である。
・バフの付与は自身から近い順に付与されるよくあるやつである。
・フィロソフィアによる回復が入るのは、魔法の発現時である。これは全員が同時に入る。
ご認識の通りバフ付与が約1.8秒後というのは恐ろしく遅い部類である。
この時点で薄っすら分かる人間には分かるだろうが、よく使うであるドシスなどのキャスト1.5秒族Single Weaveで最速でフィロソフィアを使用し、その後使う魔法次第でその魔法での回復が起こるものと起こらないものがある。
以下は”自分”を対象にフィロソフィアによる回復が発動する/しないものを纏めたものである。GCDは2.45s。
ドシス → 最速フィロソフィア → ドシス : 回復する
ドシス → 最速フィロソフィア → トキシコン : 回復する
ドシス → 最速フィロソフィア → ディスクラシア : 回復しない
ドシス → 最速フィロソフィア → フレグマ : 回復しない
そしてバフの付与が自身から近い順ということは、上記のものはPTメンバーにはそのまま当てはまらない。
むしろドシス → 最速フィロソフィア → ドシスですらPT全員に回復が入らない。(概ね6人まで)
ここで入らなかった者はバフ時間が入った者よりは長いのでその分終わり際に回復が入る可能性が高まるということでもあるが、それが全員に同じ回数だけフィロソフィアの回復が必ず入ることを意味しない。
その辺まで厳密に詰められる者であればともかく、とりあえず全員に等しいタイミングで等しい数の回復を入れたければどうするか。始動をIGCDにする他ない……のだが、これもちょっと注意点がある。
IGCD → 最速フィロソフィア → GCD
と回していくと、直後のGCDがフレグマだろうとPT全員に回復が入るが、本来出来うる
8GCD + 1IGCD
で9回回復を叩くということができなくなってしまう。
であればそう、漆黒召喚よろしくIGCD中のフィロソフィアの位置を調整する他ない。
正しく書くのであれば、フィロソフィアを使用してバフが付与され始まる1.8s後から全員にバフが行き渡る0.93s後のタイミングがIGCDの次に撃つGCDの着弾の前に来て、且つ9GCD目のIGCDの着弾で全員に回復が入るようなタイミングでフィロソフィアを”キャスト”すればよい。
具体的に言えば、GCDの7時~8時の間ぐらいだ。
そしてフィロソフィアを起動するIGCDは何でもいいが、9GCD目は可能であれば発生の早いIGCDにする方が望ましい。
こんな感じにだ。
以上。セラフィズムといい何故こんなややこしいことに”成り得る”設計にしたのだろうか。謎である。