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Snapshot

床範囲はFF14の花形ですが、”絶対避けたって!”と思いながら死んだり、”絶対当たったって!”と思いながら死んでなかった経験は皆様ございますでしょうか。

何故そんなことが起こるのでしょうか。そう、Snapshotのせいですね。

一般的な床範囲というものは、床範囲が消えた瞬間に当たった/当たってないという判定が確定します。そのため攻撃のグラフィックによる見た目での当たった/当たってないとは得てして違う結果が起こるわけです。絶バハの天地のような”大体見た目通りに攻撃判定がある”ような頑張っているギミックもありますが、大体の場合はサーバ負荷の関係なのか見た目に関わらない特定の判定タイミングに準じて攻撃のヒット判定が生じます。

この判定が確定することそのものをSnapshotと呼びます。

範囲床を例にしましたが、このSnapshotという概念は他にも利用されます。バフ&デバフにもSnapshotの概念が存在するのです。最も分かりやすい例である薬中のDoT更新について語りましょう。薬の残り時間1秒にDoTを使用すると、DoT全体に薬の効果が乗ります。薬のみならずシナジーバフにも同様の効果が働くため、”シナジー終了間際にDoTを更新するべきか否か”という避けては通れない命題が高みを目指すプレイヤーに立ちはだかります。

またSnapshotはHoTにも乗るため、ことヒーラーであれば回復効果上昇をどうHoTに絡ませるかということも考えなければなりません。
回復効果上昇があるスキルは以下です。

・テンパランス : 自身の回復魔法20%上昇
・フェイイルミネーション : バフ対象者の回復魔法10%上昇(範囲)
・転化 : 自身の回復魔法20%上昇
・ニュートラルセクト : 自身の回復魔法20%上昇


これらは”回復魔法”上昇なので、魔法のヒールだけ強化されます。アビリティのヒール量は伸びません。
一方で以下のような”回復効果”上昇であれば、魔法もアビリティもヒールが強化されます。

・アサイラム : バフ対象者が受けるHP回復効果10%上昇(範囲)
・生命回生法 : バフ対象者が受けるHP回復効果10%上昇(単体)
・アストロダイン : 自身からのHP回復効果5%上昇
・ピュシスⅡ : バフ対象者が受けるHP回復効果10%上昇(範囲)
・クラーシス : バフ対象者が受けるHP回復効果20%上昇(単体)
・スリル・オブ・バトル : 自身が受けるHP回復効果20%上昇
・マントラ : バフ対象者が受けるHP回復効果10%上昇(範囲)
・地神のミンネ : バフ対象者が受けるHP回復効果15%上昇(範囲)
・バマジク : バフ対象者が受けるHP回復効果5%上昇(範囲)

ことSnapshotに関わるのはHoTだけになりますが、これらのバフの残り香にHoTを噛ませることもコンテンツによっては重要となるので、ヒールワークを組むときは意識するようにしましょう。ああ、言い忘れましたがバフは加算ではなく乗算なので、積めば積むほど効率が良くなります。それも踏まえてこれらのバフを効果的に使いたいですね。