<登場人物紹介>
■白様
全てのヒーラーを出せる。
緑のサブキャラを捏造してライト勢のFCでキャッキャウフフしている。
■学様
全てのジョブを出せる。
相変わらず多忙で青白い顔をしている。
■賢様
全てのロールを出せる。
自称初心者。
■占様
全てのジョブを出せる。
ローマ皇帝のマントを染めるために必要な貝の数に思いを馳せている。
「なんですか、これは」
「試験的なものだよ。”書きっぷりでどうにでもなる”とガイヤが私に囁いてきてね」
「2人なら容易に分かるでしょうけど……3人以上だと工夫が必要ですね。あとは”我々なら”というのも」
「そうだなぁ」
「あとは読み手に”これは誰の発言なのか”を考えさせるコストを強いることの是非、でしょうか」
「それを面白く表現するのが力量よ。叙述トリックに使えるかもしれないし」
「それよりまず”遂にメタい事を言い始めたか”と思われるでしょうけど」
「賢様、胡椒取って」
「はい、占様」
「ところで学様、昨日頼んでたことなんだけど」
「もう少しお時間下さい、占様」
「学様も忙しいからねぇ」
「そうですね、賢様」
「君らいつからそんな気持ち悪い話し方をするようになったの?」
「じゃあこれはどうだ」
「紫、見づらくない?」
「皇帝の色だぞ。私がこれを使わずして何の色を使えと」
「プリセットの色だから見辛いのはあるかもしれません。もうちょっと調整すればよくなるかも」
「そうだね」
「これでも使えるのは精々4人までだな。8人とかになると目も当てられなくなりそう」
「虹の色数を超えてしまうな」
「そこだけクオリアをアフリカに合わせればいいよ」
(3人でも十分見辛いわ……)
「って、そもそも私の色が見辛いんだけど!」
「やっぱり普通に書くしかないな」
「そうですね」
「筆者の力量を信じるしかないわね」
「どうなることやら」