詩人や踊り子については多少モノを書いたことがあるが、機工はなかったので。
Triple Weaveできる択を調べろとかは既に言ったことがあるので機工独特のロボについて述べる。
ロボは6.2だかのパッチで、ゲージ量に関わらず一定の時間だけ出現し、その間敵を攻撃するという挙動になった。ゲージに応じた威力だけが変化して、出現時間を固定させることでバーストへの考慮を簡単にするという狙いがあるのかどうかは定かではないが、多分そうなのだろうと睨んでいる。
で、ロボを出したらどうなるか。まず敵が固定されている状況で説明する。
①召喚したロボとターゲットした敵の間合いがロボのパンチ射程内である時
パンチ * 5 -> パイルバンカー -> コレダー
②召喚したロボとターゲットした敵の間合いがロボのパンチ射程外である時
ローラーダッシュで接近 -> パンチ * 3 -> パイルバンカー -> コレダー
ちなみにローラーダッシュはパンチの2倍のPotencyとリキャストタイムを持つ。そのため上記2つの総Potencyは同一だが、2回分のパンチをダッシュに圧縮していると考えると、上振れを狙いたかったらダッシュ起点で召喚し、下振れを防ぎたかったらパンチ起点で召喚するという使い分けができる。
一方で、ロボ召喚後に敵が移動した場合。
敵がロボのパンチの射程外に移動した場合、ロボはローラーダッシュで追撃するという挙動を見せる。
つまりは、敵が移動しつづけてロボのパンチ射程外に逃げ続ける状況では、
ローラーダッシュ * 3 -> パイルバンカー -> コレダー
となるし、最後のパンチの直前で敵がパンチ射程外に逃げた時にも以下のようにダッシュで追撃して締める挙動を取る。
パンチ * 4 -> ローラーダッシュ -> パイルバンカー ->コレダー
ローラーダッシュ -> パンチ * 2 -> ローラーダッシュ -> パイルバンカー -> コレダー
見ての通りだが、パイル直前をダッシュで締めた場合、先述した①、②と比較して120~240 Potency得していることになる。
つまりは恐ろしい考えを凝らすことができる。
①パイル直前の最後の一撃のタイミングでMTが敵をロボのパンチ射程外に誘導することで120~240 Potencyを上乗せすることができる。
ロボのダッシュ締め誘導ができないMTは甘えと思ってる人間が世界のどこかにいるのかもしれない。正気か?
②MTの誘導なしでも敵の挙動次第では、ロボのダッシュ締めをローテに組み込める可能性がある。
バーストをズラすのは現実的ではないが、偶数バースト間のゲージ漏れを防ぎつつ調整を行う遊びのタイミングのロボ召喚については多少融通が効くので、コンテンツによってはダッシュ締めで終わるようなタイミングでロボを呼び出すことができるかもしれない。割とこれぐらいなら適用可能なコンテンツが普通にありそうなのが怖い。パッと思いついたのは煉獄1。
という変なノウハウが見つかったので筆を取った。
いやまぁ私が機工の情報源をまともに調べていないため機工使いにとっては常識なのかもしれないのだが。
正直このロボの挙動を見て“このジョブ、アホじゃん”と思った。こんなんまで考慮に入れないといけないとは。驚きである。びっくりである。簡単と目されるジョブでもまぁ多少考える必要はあるようだ。