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備忘

「生理痛より陣痛のほうが楽。終わりが早い」

「出産の才能あるよ」
5,6回いきんだら終わったのを見た私

・経産婦強し。色々と早い。
・無痛分娩しか勝たん。

・初産は立ち会わなかったが、今回は立ち会ってとのことだったので立ち会った。
そこで起こる“男なにすんねん問題”

バチクソ当たり前の話だが、出産の補助でできることなど何も無い。変に助産師や医師の邪魔になるような”やってる風”を出す奴もいるらしいが、存在が邪魔なのでまず空気になったほうがいい。プロの邪魔を絶対にしてはならない。

では何ができるのかというと、喋るぐらいしかない。本番で励ますとかも、それを快いと思うパートナーであればやってもいいだろうが私の場合はそうではないので、分娩室に入ってから出産までそれなりに時間があるタイミングに主役の気が紛れるような小咄をするに留まった。

話すためのネタに使ったのは、最近Kindleでお気に入りの”5分文庫”だ。可処分時間を奪い合うのが現代産業の構造であるという前置きのもと、良質な短篇を提供することを目的としたシリーズである。

そう考えると、現代ほど読書に適さない時代というのは、これまでなかったのではないか、と思えてくる。いや、言い方を変えよう。現代は人類史上最も本を読みづらい時代である、と。

ジョージ・オーウェル. 本 vs 煙草 5分文庫 (p.11). Larbaud Shobo. Kindle 版.

Kindle Unlimitedの対象だし、買っても一冊100円である。マイワイフはクラシック音楽系の出なので、チェーホフの”コントラバス物語”を読んだ。素っ裸のコントラバス奏者が素っ裸のうら若き令嬢をコントラバスケースに入れてアレコレするストーリーだが、物語自体を読み聞かせたり、そこから話を適当に展開させて12人出産したスゲえYouTuberの話に持っていったりした。(コンバスケース → カルロス・ゴーン → レバノン → 某超正統派 → 某出生率の倍産んでるYouTuber)

まぁ専門知識や経験のない男ができるのなんてその程度だろう。なお笑わせすぎると逆に怒られるのでそれはそれで注意すること。

「ギャアァーッ!キエアーッ!オギエウェアァアァ~ッ!!」

妹を見た兄