最近ストラテジー未経験者がCiv4を触るという希少映像を見ています。
それで私も久方ぶりに触っているのですが、やはり偉大なゲームは色褪せないですね。
語りだすのでキリがないので省略しますが、“誰かと仲良くしたければ、誰かと敵対しなくてはならない”という啓示を与えてくれる貴重なゲームです。
外交において色々贈与することで好感度を得ることはできれど、高難易度になればなるほど贈与物の捻出が難しくなり、そのうち先述した悟りを開くことになります。”嗚呼、全員の機嫌は取れず、八方美人は嫌われるだけだ。全員と仲良くすることはできないし、全員と敵対/孤立して勝てるはずもない。誰かと仲良くするために誰かと敵対し、誰かと敵対するために誰かと結託する必要があるのだ“と。貴方はどこの陣営にいたいのか、そしているべきなのかを熟慮しなくてはならないことをこのゲームは教えてくれます。
言葉にするとえらく簡単ですがこの考えを思考の芯に据えるのは相当な鍛錬が必要です。
“まさに現実のようだ”と考えられるのであれば最早言うことはありません。
シムシティをして平和に勝てるゲームなんてストラテジーではない、ということを悟るのは──難しいことなのです。ええ。